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広州呼吸疾病研究所の鍾南山所長(中国工程院アカデミー会員)は3日、北京の重症急性呼吸器症候群(SARS)発生情況に関する各部門、区・県のテレビ報告会に出席した。鍾所長は報告会後のインタビューで、SARS感染について北京のピークは5月中旬で、その後、感染者は減少するとの見通しを示した。
鍾所長は「このような病気の感染は、発生者発見から増加、その後ピークに達し、感染者の増減が見られなくなった後、減少すると考えられ、恐らく全過程には4カ月ほどかかると思われる」と予想。おおまかな予測としながら、「北京では最初の感染者が1月に見つかっていることから、5月中旬にピークを迎え、5月末には感染者数が減少すると考えられる。6月には事態はかなり改善しているだろう」と語った。
鍾所長は、予想は広州省の感染情況から割り出したものとしたうえで、「過去3日間のうち北京の新規感染者が100人以下となった日が2日あった。このような情況は少なくとも1週間ほど続くと見られる。北京での感染拡大が抑えられていると判断することができるのは、そういう情況になってからだ」と述べた。
広東省のデータによると、同省では昨年末、初めての感染例が見つかってから、これまでに感染者数は明らかに減少している。特に3月の感染例は2月を47.1%、4月の感染例は3月を28.85%、それぞれ下回った。
「人民網日本語版」2003年5月4日
http://j.people.ne.jp/2003/05/04/jp20030504_28513.html