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(回答先: 重症急性呼吸器症候群(SARS)の可能性例に対するWHO院内感染対策ガイダンス(マスク) 投稿者 ES 日時 2003 年 4 月 29 日 00:23:55)
http://idsc.nih.go.jp/others/urgent/update37-2.html#apr24
(一部抜粋)
・ 外来でのトリアージの段階に関与するスタッフは、下記(N95以上の基準)のようなマスクとゴーグル(眼を防護するもの)をつけ、全ての患者に接する前後、汚染が起こる可能性のある手技の後、手袋を外した後に必ず手洗いをする。
・ 患者の隔離ユニット外への移動は避けなければならない。移動する場合には、患者はN95マスクを着用しなければならない。
・ 手洗いが極めて重要である:従ってきれいな水を利用できる事が必須である。すべての患者に接触する前と接触後、病原体に曝露後される可能性のある医療行為を行った後、および手袋をはずした後には手洗いを行わなければならない。
・ PPEは隔離領域に立ち入る全てのスタッフ及び面会者が着用しなくてはならない。
・ このような状況下で着用されるべきPPEは以下のようなものである:
適切な呼吸器の防護が行えるマスク(下記参照)
手袋(両手)
眼の防御用具(ゴーグルなど)
使い捨てガウン
エプロン
汚染除去可能な履物
・
呼吸器の防御:導入可能なところでは、*P100/FFP3あるいは、P99/FFP2のフィルターレベル(順に99.97%と99%の効果)のものを用いる。*N95(95%のフィルター効果)も高い防御効果をもつので、それ以外の高度の防御対策がとりにくいところ、例えば隔離の前の段階のトリアージの場で働いているスタッフ等が着用する。できれば使用するマスクは、適切な「装着試験キット」を用いて、業者の仕様書に沿って、装着試験を行うべきである。使い捨てのマスクは絶対再使用しないこと。
*N/R/P 95/99/100、またはFFP 2/3、またはこれと同等の国家工業基準(NOISH N, R, P 95, 99, 100)、あるいはEuropean CE EN149:2001(FFP 2,3)と EN143:2000 (P2)、または製造国におけるこれと同等の全国的/地域的基準を満たすもの。