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(回答先: 北京の新型肺炎感染者、実は9倍…市長ら更迭 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 21 日 02:28:42)
【香港・成沢健一】香港ではSARSによる死者が20日も新たに7人報告されたが、北京市の感染者数修正と中国衛生相ら更迭のニュースはトップで扱われた。「中国当局が当初から正確な情報を提供していたら、香港での感染拡大が防げたのではないか」との思いは香港市民に共通しており、厳しい措置を当然と受け止める一方、これまでの中国指導部との違いに驚きの声も出ている。
先月22日に香港を訪れた中国の張文康衛生相は「中国本土で最初に(SARSの)感染が確認されているが、中国から香港に流入したとは言い切れない」と述べた。香港の衛生当局が、香港を訪れた中国広東省の大学病院教授が感染源と発表した直後だったが、あくまでも強気だった。
1国2制度で自治が保障されているとは言え、香港政府は独自の調査結果を公表するのが限界で、原因究明と感染拡大防止に必要な中国側の情報はつかめないままだった。広東省と香港の衛生当局による情報交換の制度化も、今月17日にようやく合意に達したところだ。
香港政府は今のところ公式の見解は出していない。ある中堅幹部(45)は「中国側の発表と香港の報道内容がかけ離れていた。これでは中国側の言い分を信じろと言っても無理が出てしまう。責任を取るのは当然のこと」と言い切る。
一方、中国本土出身の市民の一人は「責任者を更迭するとまでは思わなかったが、胡錦涛国家主席を中心とする第4世代指導部の果断なやり方を国際社会にアピールする目的もあるだろう。ただ、3月1日に北京で最初の感染者が出ているとすれば、まだ今の数字でも少ない気がする」と話した。
[毎日新聞4月20日] ( 2003-04-20-21:33 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030421k0000m030077000c.html