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4月に入って感染者約2000人、死者約60人、死亡率は3%くらいになるだろう。
SARS(重症急性呼吸器症候群)と特定されない感染者数があると考えれば死亡率はもっと下がるかもしれない。メディア上では4%くらいと言われているが、実際は2%くらいではないかと思われる。この数字は決して低いとは思わないが「劇症」のように報道されるのは引っかかるものがある。
中国本土での死亡率が他の地域より高く、アメリカ本土ではまだ死者は出ていない。これは医療環境の違いによるものだろう。香港などはよく色々なインフルエンザに襲われるので対応はものものしいが、死者が増えているという報道はないようだ。また、カナダは華僑社会と繋がりが強いので異例に(6人)死者が多いようだ。
中世のペストの流行や1910年代末のインフルエンザは流行地域の人口の3分の1の死者を出したと言われるのに比べて、SARSが殺人肺炎という報道は少し大げさなように感じる。死者は当然ながら免疫機能が低下した高齢者に集中し、肺炎の原因となる病原や症状は数十に上ると言われている。また、毎年各国でインフルエンザによって死亡する人の数は数千から万の単位なのではないだろうか。
SARSは報道されだしたのがイラク侵攻とタイミングが合っている。ニュースの震源は香港であり、ここは今でも実質的に英国のコントロール下にある。「対テロリズム戦争」と平行して報道される「未知の伝染病」は文字通りの黙示録を連想させる。「黙示録」の世界のなかで社会がどのように反応するかというデータを取るには絶好の設定ということになる。これは「カゼ」が航空網の発達した現代ではどのように拡大していくかという新しいデータになると思われる。これには今回のように普通のカゼと違うマーカーになる症候群が役に立つだろう。
病原と言われるコロナウィルスは動物起源で、またしても種を飛び越えて人間に伝染したと言われている。これは「突然変異」があったことを示唆しているが、重症性呼吸器症候群という呼称とともにAIDSの初期の「宣伝」に似ている。AIDSもまた「症候群」であり、サルのウィルスが「種を飛び越えて」伝染したことになっていたが、実際は人為的に「突然変異」させられたことがわかっている。
また、このコロナウィルスは白血病ウィルスと容易にキメラ(相の子)を作ることが知られている。
今回のSARSの流行で得られた拡大パターンや人種によるコロナウィルスの「効果」が評価された後に、白血病コロナウィルスがどこかで「偶然に突然変異」して流行を始めたらどうなるのだろうか。
ここ50年では、それ以前には見られないパターンのガンが増加していると言われている。近い将来にはカゼのような症状のあとにリンパ系のガンを発症するというような症例がまた新しいパターンとして報告されるのかもしれない。