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人工甘味料「アスパルテーム」で精子減少
影響がないとされるレベルの1000分の1で障害
清涼飲料水などに広く使われている人工甘味料「アスパルテーム」と、かんきつ類の防かび剤「オルトフェニルフェノール(OPP)」が、いず
れも動物に影響がないとされているレベルの1000分の1の量でマウスの精子に障害を起こしたとの実験結果を、京都府立大の北条康司助教授
(食環境安全性学)が27日、長崎市で開かれた日本薬学会で発表した。
最近指摘されているヒトの精子数減少との関係が議論になりそうだ。
実験は、成熟した雄のマウスに1週間連続でアスパルテームとOPPをそれぞれ経口投与し、8日目に精子を調べた。
マウスを4匹ずつ4つのグループに分け、うち3グループにはアスパルテームをそれぞれ体重1キロ当たり1ミリグラム、10ミリグラム、10
0ミリグラムずつ毎日1回投与。水だけを与えたグループと比較した。
すると、形が正常で直進する精子の率は、水だけのマウスが平均約25%だったのに対し、投与した3グループはいずれも平均16%前後と、明
らかに低かった。
アスパルテームの場合、ラットに一生与え続けても影響がないとされるレベル(最大無作用量)は体重1キロ当たり1日4000ミリグラム。こ
の1000分の1以下の量で、精子に影響が認められた。
OPPについても同様に量を変えて与えたところ、やはり最大無作用量より3けた低い0.2ミリグラムでも正常な精子の割合が約12%と低下
した。
北条助教授は「2種ともヒトの精子にごく微量で影響が出るのではないか。しかも、食品添加物は多くの種類を同時に摂取するので、それだけ危
険性は高まる。全体としての使用基準の設定が必要だ」と話している。
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_03/3t2003032705.html