現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康4 > 130.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: CDを聞くときの精神の健康のために1 投稿者 HAARP 日時 2003 年 3 月 23 日 04:16:40)
このオリジナルの筆者は、キリスト教をプロテクトする立場から書いています。しいていえば原理主義に近いといえます。米国内では、原理主義とニューエージ系は水と油の関係にあり、前者が後者に激しい敵対性をむき出しにしており、攻撃のためのキャンペーンを出版やウェブの上で展開しています。後者は前者に対して敵対性は強くなく、すべての宗教は同じ道に通ずるという立場をとっており、むしろ原理主義側に、ダイアログをしようとアプローチをしています。後者には指導者や本部というものがありません。したがって、教義の編纂や布教を組織的に展開しているわけではありません。
あなたも、基本的なものの見方が一貫してニューエージを否定的に見ているところで情報処理をしています。
両サイドが超権力によって一定の操作がなされている面はあり得ます。何せ、二項対立、弁証法的方法論で政治的果実を目指しているのが超権力のやり方です。
しかし、いっぽうニューエージ運動の裾野は非常にひろく、ゆるやかなつながりのなかで人々が独自につながっており、つまり中核がないため、超権力のコントロールとは別に、社会運動、精神運動としての動きを特徴としています。
ドグマからの離脱を説き、組織的にではなく、一人一人が内面性の追求(旅)をしていくのがこの運動の基礎的枠組みです。
このもとの文章は、ニューエージを悪魔と位置付け、ロックをニュウ−エージ運動の一種として捉える事で、ロック音楽への敵意をむき出しにしているもので、攻撃的キリスト教の側がよくやる手以外のなにものでもありません。また彼らは連邦政府を徹底攻撃している点にも特徴があります。
アメリカのこうした思想状況をご存じない方がこれを読むと一方的になる可能性があります。
ただし、LSDの実験等は、連邦政府がからんでいる事はほぼ間違いないと見ます。
一定の形で差し引いて読む事が必要と思います。