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シンガポール保健省は24日、肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の感染者数が65人に達したことを明らかにし、伝染病法を適用、患者らと接触し発症の可能性がある家族ら約700人を25日から10日間の「自宅隔離」にすると発表した。
香港政府も24日、感染者が260人、死者が10人になったと発表、教育当局は小中学校で生徒に感染者が出た場合、1週間休校するよう通知を出した。
アジアでの肺炎の猛威を受け、世界保健機関(WHO)は来週、香港の衛生当局のほか、シンガポール、ベトナム、中国の当局者らも出席した会議を香港で開き、対策を検討する。
シンガポールでは、先週末から感染者が約20人も増加。今後は保健所関係者が毎日、自宅隔離者を訪問、高熱やせきなどの症状が出ればすぐに指定病院に入院させる。
感染者65人のうち12人が重症。死者はいないが、保健省は「重症者が増えており、死者が出る可能性もある」としている。
隔離対象者が自宅外に出た場合、罰金として1回目は5000シンガポールドル(約34万円)、2回目は同1万ドルが科されるという。(シンガポール共同)
[毎日新聞3月24日] ( 2003-03-24-23:17 )