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東京都立豊島病院で人工呼吸回路が機能せず死亡した乳児の両親(埼玉県在住)が、医療器具会社2社と都に計約8200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は20日、2社の製造物責任と病院の事前点検ミスを認め、計約5060万円の支払いを命じた。
判決理由で山名学裁判長は「それぞれの医療器具に設計上の欠陥はない」としたが、接続すると回路が閉塞(へいそく)する点について「使用上の適切な指示、警告がなかった」として2社の製造物責任を認定した。
製造物責任法(PL法)に基づき、医療器具の不備を認めた判決は初めて。病院の担当医については「接続して安全に機能するかを事前に点検する注意義務を怠った」と判断した。
問題となったのはアコマ医科工業(東京)の換気器具とタイコヘルスケアジャパン(同)のチューブで、接続して呼吸回路として使用する。