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2003年5月29日 木曜日
ニューヨーク、5月8日(ロイター)-JPモーガン・チェイスは銀行のデリバティブ・ポートフォリオ、およびそれが市場へ脅かすかもしれない脅威を、連邦準備制度理事会議長アラン・グリーンスパンが示唆した木曜日にスポットライトの下でそれ自体を見つけました。
100兆ドルを越えるデリバティブ・マーケットメークのJPモーガンズ28兆ドルのシェア、失敗するのに大きすぎる銀行と専門家は言いました。
2位の米国の銀行は、非常にデリバティブ市場を支配する一握りの銀行の間のリーダーです。また、グリーンスパンは、金融市場を中乱す会社のうちの1つの信用格付けの格下げのような問題が発生するかもしれないと警告しました。
JPモーガンは、グリーンスパンの発言に関してコメントすることを断わりました。
銀行のデリバティブ市場の役割は、それが企業アメリカおよび世界中でに深く浸透して、ウォールストリートを越えて伸びる金融関係を持っていることを意味します。
「JPモーガンが崩壊するので、政府はデリバティブ市場を崩壊させるつもりでありません」とリチャード・ボビー(ホーファー&アーネットを持った銀行アナリスト)が言いました。
グリーンスパンは木曜のスピーチで警告しましたが、「集中がこれらの種のレベルに達する場合、市場参加者は1人以上の主要なディーラーによって出口の合意を考慮する必要があります。」
中央銀行としての役割では、グリーンスパンは、急速に拡大するデリバティブ市場から彼が目を鋭く離さないことを世界に知らせています。
それは、再びグリーンスパンが株式恐慌を含む過去数年に打った、繰り返された衝撃に対して銀行を強化する際に、複雑なデリパティブが果たした役割を賞賛したと言いました、経済不況、破産および9月11日の攻撃をさします。
デリバティブは、利率と通貨からエネルギーおよび天候まで及ぶ証券あるいは他の変数の値に基づいた契約です。
それらは、危険を広げて、かつ大きなてこ入れされた賭けをするためにユーザに両方を与えます。
「彼は市場の問題を知っているようにしており、市場にそれらを修正させています。
高くした眉に多くの力があります。」ユージーン・ルートヴィヒは言いました、(リスク管理の業務執行役員、金融グループおよび通貨監査局の前任者)
JPモーガンに加えて、ドイツ銀行およびバンク・オブ・アメリカは、複雑な市場の主なプレーヤーです。
より長期的なので、ボビーは、メッセージが明らかであると言いました。
政府は、それがJPモーガンのようなそのような大規模な機関を失敗させなかったという暗黙の保証のために、そんなに危険が1つの銀行のバランスシートに座ることは望みません。
その最新の四半期のステートメントで、JPモーガンは、3月末日まで、それが取り引きしたパーティーによって先物期日でデリバティブ支払いで870億ドル借りがあったと言いました。
デリバティブは、数か月から数年まで、契約の持続にわたる支払いの交換を含んでいます。
まだ、市場は既に変わっています。
上級者は、ウォールストリートのトレーダーを交換します、利率が交換し、他のデリバティブ製品が、もっと商品化されるようになるとともに、「トップのディーラーはビジネスで(JPモーガンズ)外れるだろう」と言いました。
ロイター 2003年5月8日 クリス・サンダース&エリック・バローズ:http://biz.yahoo.com/rf/030508/financial_jpmorganchase_derivatives_1.html
アメリカは基軸通貨国の特権を利用して、紙に印刷されただけの通貨を好きなだけ印刷して世界中の物を買い捲っている。日本や中国もドルと印刷された紙切れを貯め込んでもしょうがないので、ドル札を米国国債に変えている。だから米国は赤字でも物が買えるのだ。そして日本は米国国債を売ることは赦されていない。
ところが最近はユーロが出現したことにより、貯め込んだドルをユーロに変える国が増えてきた。日本もヨーロッパと貿易すればある程度ユーロ通貨で外貨を持つ必要が出てくる。となると世界に流出したドルは還流せず米国の赤字の残高だけが増えることになる。
こうなるとドルが安くなり始め、大量の米国国債を抱えていたところは巨額の為替差損を被る。こうなると日銀は円高ドル安を食い止めると称して、強制的にドルを米国へ還流させてきた。この行為がアメリカ経済を日本が支えていると言うことだ。日本からの輸出がアメリカ一国に偏りすぎているからそうせざるを得ない。
拡大したEUはすでに経済規模でアメリカを上回り、総人口もアメリカより多くなる。だから目減りするドルよりユーロで外貨を持つ事が、ドルの暴落による為替差損を回避するために必要だ。つまりアメリカの日本への経済的脅しは効かなくなる。そして日銀はドルの買い支えはすべきでない。
日本の対ドル政策は中立を保ち、ユーロへ機軸を移してゆくべきだ。米国国債もドル建てから円建てへ変更を要求すべきである。アメリカは生産の中心を日本から中国へ移しているが、SARSなどの騒ぎをみると、中国の世界の生産基地化はリスクが大きいことがはっきりしてきた。政治も不安定でとても近代化は難しい。
さらにアメリカ経済が不況に陥り、輸入が落ち込めば、中国や韓国のような輸出比率の高い国はより経済的に落ち込む。日本の輸出産業もダメージを被る。アメリカに代わるべき輸出市場はヨーロッパしかない。日本経済はアメリカの言うことを聞き過ぎてガタガタになってしまった。
これからの経済戦略はユーロシフトである。ロシアのシベリア鉄道を通じてヨーロッパと一体化を構想すべきである。プーチンは韓国の釜山までシベリア鉄道を伸ばしてくるだろう。経済的にはユーラシア連合と一体化し、軍事戦略としてはアメリカと組んで一体化すべきである。このように日本外交は軍事と経済の二股をかけてバランスをとるのだ。
アメリカ経済はいよいよ崖っぷちに立たされてきた。FRBのグリーンスパン議長もデリバティブの問題を取り上げてきました。規模が100兆ドルと言いますから1京2000兆円だ。そのディリバティブ市場がクラッシュしたらLTCM破綻の数百倍もの公的資金で穴埋めする必要が出てくるだろう。つまりアメリカは破産する。
昨日はポール・クルーグマン教授の論説を紹介しましたが、これはまだおとなしい予測だ。エンロンやワールドコムといった巨大企業の破綻は序の口で、やがてはJPモルガンの破綻まで噂されるほどになってきている。アメリカのメガバンクがデリバティブで破綻するかの可能性はグリーンスパン議長の手腕にかかっている。