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５月28日（ブルームバーグ）：米商務省が28日発表した４月の米製造業耐久財受注額1689億ドルで、前月比2.4％減少。前月の1.4％増からマイナスに転じた。マイナス幅はブルームバーグ調査によるエコノミスト予想中央値（同 1.0％減）を上回った。３月は速報の2.0％増から下方修正された。
４月の下落率は昨年９月（4.6％減）以来最大で、受注額は昨年6月（1653億ドル）以来の最低に落ち込んだ。
変動の大きい輸送用機器を除く受注額は1193億ドルで、前月比1.2％減。３月の1.1％増（速報の1.8％増から下方修正）からマイナスに転じ、下落率もエコノミスト予想中央値（0.4％減）を上回った。輸送用機器を除く受注額も昨年６月（1184億ドル）以来の最低水準。
全体の項目では、自動車・同部品が3.0％減（前月1.6％減、２月2.2％減）と３ヵ月連続で下落、マイナス幅も拡大した。自動車は出荷も3.0％減（前月 1.0％減、２月2.6％減）と３ヵ月連続で、大幅マイナスを続けており、販売の伸び悩みを背景に、生産調整を迫られている。
コア資本財3.0％減
また、機械受注は3.7％減と、３月の3.9％増から大幅マイナスに転じた。一方で、企業の更新需要や合理化投資を反映して、コンピューター・同関連製品が15.3％増（前月0.3％増）と高い伸びを記録した。変動の大きい民間航空機は、過去３ヵ月連続の大幅マイナスの反動で、48.6％増と大きく上振れした。
国防資本財は19.4％減（前月16.4％増、２月37.4％増）と、大幅マイナスに転じた。企業設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財受注は 3.0％減（前月4.7％増、2月2.4％減）と、再びマイナスとなった。商務省発表の国内総生産（ＧＤＰ）の設備投資項目に組み込まれる航空機を除く非国防資本財出荷は1.7％増（前月1.8％増、２月3.5％減）とプラス圏を持続した。
グリーンスパン米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長が先の議会証言で、設備投資回復への兆候として指摘した航空機を除く非国防資本財の受注残は 0.1%減（前月1.9％増、２月0.7％増）と、小幅ながらマイナスとなった。
ワシントン Tsuneo Yamahiro 山広 恒夫、Joe Richter --*（202）624-1968 tyamahiro@bloomberg.net Editor:Okochi
参考画面：耐久財新規受注の伸び率のチャート： {DGNOCHNG 種類別ニュース： 米商務省 NI COM 政府 NI GOV 、 NI JFGOV 、 NI JFGOVAM 製造業 NI MAC 自動車 NI AUT 経済ニュース： 米経済 NI USECO 経済 NI ECO 経済・金融 NI JFFIN 経済統計 NI ECOSTAT 、 NI JFECO NI TOP 、 NI TOPKAIGAI NI JFALL 地域別ニュース： NI US 、 NI DC NI JAPAN 、 NI ASIA #<615242.815044># -0- (JBN) May/28/2003 15:25 GMT Last Updated: May 28, 2003 11:25 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000002&sid=aGaB9pxpO_58&refer=topj
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