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「決算の修正を申し入れたのは監査人として当たり前だ。何をもって『背信行為』と言われたのか理解できない」。日本公認会計士協会の奥山章雄会長は27日午前の参院財政金融委員会で、公的資金の注入を申請したりそなグループの問題に言及し、決算に対する監査法人の見解の変更を「突然で、背信だ」と指摘したりそなホールディングスの勝田泰久前社長を批判した。
りそなは将来の税還付を見込んで資本に積み増す「繰り延べ税金資産」の扱いを巡り、資産の減額を主張する監査法人と対立。最終的に監査法人は判断を変えず、りそなは資本不足に陥った。
奥山氏は民主党の峰崎直樹氏の質問に「経営者は繰り延べ税金資産についてもかなり深く考え、保守的に考え、決算を作成するのが当たり前」と答え、勝田氏らりそなの経営陣の認識に甘さがあったとの見方を示した。同時に「決算を作成する責任者であることについて、どういうふうに理解にしていたのかかなり疑問を持った」と述べ、勝田氏による監査法人への厳しい発言を「遺憾だ」と強調した。 (14:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030527AT1F2700E27052003.html