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竹中平蔵経済財政・金融担当相は27日、閣議後の記者会見で、大手銀行が発表した2003年3月期決算について「不良債権処理が予定通り進ちょくしている」と述べた。ただ「峠を越えたという表現を使う段階ではない」とも述べ、大手銀は処理加速に向け一層努力すべきだとの考えを示した。
金融庁が求めている2004年度末までに不良債権比率を半減させる目標については「このペースでがんばっていけば半分にできるという道程を示した」として、実現は可能だとの認識を表明。「(大手銀は)新しい事業展開で業務純益を上げる努力をしてもらい、しっかりとした収益構造の中で不良債権処理を進めてほしい」と強調した。
これに関連し、谷垣禎一産業再生担当相は「不良債権処理が加速されたことを表している。今後とも処理を進めていくにあたっては産業再生機構を活用してほしい」と表明。一方で塩川正十郎財務相は「もっと銀行は積極的にオフバランスすべきだ。企業と癒着があってできないのだろうか」と指摘した。 (11:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030527AT1F2700927052003.html