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[フランクフルト 27日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のパパデモス副総裁は、ユーロ圏の景気が徐々に回復しても、インフレは2004年に向け鈍化する傾向にある、との見方を示した。
ただ、ユーロ圏の状況について慎重な評価をする中、同副総裁は、インフレ見通しの改善がECBに幾らかの利下げ余地を与える、というような踏み込んだコメントはしていない。
同副総裁は、「政策スタンスの変更の可能性について、詳しく述べない」としている。
同副総裁は一方で、ECBが金利引下げを決定する可能性がある理由については、海外からの需要を抑えるユーロ高などがある、と指摘した。
ユーロ高は、インフレ抑制を支援するという側面もある。ユーロ圏のインフレ率(年率)は、今年末まで2%近辺で推移した後、明確に低下する可能性が高い。
同副総裁は、「インフレ率が来年、明らかに2%を下回り、その水準で落ち着く、とみている」という。「最近の進展は、物価安定化の良好なトレンドが来年に向けて続いていくことを確認しているようだ」との認識を明らかにした。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=YVIW3BADHWNCMCRBAELCFEY?type=businessnews&StoryID=2823090