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BNPパリバ証券会社・経済調査部エコノミストの村上尚己さん(Naoki Murakami/ Economist, BNP Paribas Securities(Japan) Ltd.)は、「4月の各業態(百貨店、スーパー、コンビニ)の販売統計は、いずれも消費が悪化傾向にあることを示している」と語る。
<個人消費、03年度は+0.1%に止まる> 本日発表された4月の商業販売統計でも、小売業販売金額は前年比▲2.7%とマイナス幅が拡大した。消費悪化の背景には、@雇用者所得の縮小に歯止めがかからないことに加え、A消費者センチメントも悪化が続いていることがある。同社は、社会保障負担の拡大の影響(可処分所得の0.7%に相当する負担増加)もあり、00年〜02年まで実質で1%程度の伸びが続いていた個人消費は、「03年度は+0.1%に止まる」と予想している。個人消費の低迷に加え、02年の景気拡大を牽引した輸出が減少傾向にあるため、「4−6月のGDP成長率はマイナスに転じる可能性が高い」と言う。