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(回答先: みずほ社長:過小資本は「絶対ない」繰り延べ1兆円計上を見送り (4) (ブルームバーグ) 投稿者 小耳 日時 2003 年 5 月 26 日 23:06:53)
[東京 26日 ロイター] 高木金融庁長官は、りそな銀と同様に公的資金の注入が必要
な銀行は、2003年3月期決算ではない、との見方を示した。
定例会見で述べたもの。
同長官は、今回のりそな銀の公的資金注入について、「不良債権処理損の増大、監査法人に
よる監査の過程における繰り延べ資産計上の厳格化で、自己資本比率が4%を切るに至った」
と説明。その上で、当局の対応としては、「経営健全化計画のフォローアップを通じて計画の
履行状況などをチェックする。(これまでは)昨年10月の金融再生プログラムに基づき、不
良債権処理の解決など、適切な監視に努めた」という。りそな銀への複数回にわたる公的資金
注入に関しては、「遺憾だ」としながらも、「システミックリスクを未然に防ぐための措置だ
った」と語った。
また、「(りそなは)これを機に、新しい経営陣のもとで、徹底的な経営改革に取り組まれ
ると思う。
同長官は、”10%を超えるような(りそなの)自己資本強化は、競合銀行との競争関係を
ゆがめてしまうのではないか”との質問に対し、「(りそな銀の場合は)システミックリスク
を未然に防ぐための必要な措置だった」と繰り返した。そのうえで、「新しい経営陣のもとで
改革を進め、国の信用に頼らない経営を早期に実現するということだから、改革を前提に考え
ると、そうした懸念は小さいのではないか」との見方を示した。
さらに、東京都が発表した新銀行構想については、「具体的な計画を聞いていないので、現
時点ではコメントできない」としながらも、「金融活性化につながる新規参入は歓迎する。免
許申請があれば、法律にのっとって適切に対応する」という。
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200305260027.html