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新生銀行、米社債の減損処理響き最終益13%減
新生銀行が26日発表した2003年3月期決算は、連結最終益が前の期に比べ13%減の530億300万円となった。米国の社債について減損処理を行った影響で業務純益が減少した。2004年3月期の連結最終益は23%増の650億円を見込む。
前期の実質業務純益は29%減の417億7100万円だった。米国の社債を減損処理し、約200億円の損失を計上した。一方、貸倒 引当金の取り崩しに伴い特別利益を131億8700万円計上したため、最終利益の減益幅は比較的小幅にとどまった。
金融再生法開示基準の不良債権額は2332億円と、9月中間期末から5606億円減少した。貸出残高に占める比率は5.7%と12.5ポイント低下した。前期末の自己資本額は9295億円、自己資本比率は20.1%だった。自己資本比率は前の期に比べ3.06ポイント上昇した。
http://markets.nikkei.co.jp/news/hot/hotCh.cfm?id=d3k2602426&date=20030526&ref=1