★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産26 > 623.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
【記者手帳】「ドイツを見習うな」 [朝鮮日報]【自由主義で解決できるなら米英は繁栄しているはずだろ!】
http://www.asyura.com/0304/hasan26/msg/623.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 5 月 26 日 16:28:22:


 「数年間1%にも満たない低成長に悩んでいるドイツ経済の最大の敗因が何か知っていますか」

 ドイツ自由主義シンクタンク、フリードリヒ・ナウマン財団の経済研究所長を務めたゲハルト・ライヒラー博士は先週末、ソウルの朝鮮(チョソン)ホテルで開かれた全国経済人連合会主催の朝食講演の途中、フロアに向けて質問を投げかけた。

 しばらくして自ら応える。

 あまりにも長い間、自由主義原則を忘れていたのです」
 世界最下位水準の生産性、10%を超える失業率、0.5〜0.6%に過ぎない低成長など...。ライヒラー博士の最後の結論を簡潔だった。

 「ドイツを見習うな」。

 半世紀以上「ライン川の奇跡」を耳にたこができるほど聞かされてきた韓国人にとっては以外な話だった。
 講演内容の中で、特に見習ってはならない禁忌事項第1条は「硬直した雇用慣行」だった。

 実際ドイツは「労働者の天国」といわれるほど、労組の力が強いことで有名だ。ドイツは産別交渉(集団交渉)を通じて賃金や労働条件が決まり、個別企業労組の上部機関が、使用者団体と交渉し、その結果が全ての企業に強制適用される。
 個別労組が使用者と合意したとしても産別交渉の協約より客観的にみて労働者に有利でなければ無効になる。
 博士は「実績の悪い企業も無条件で中央交渉の決定に従って賃上げしなければならないため、雇用を減らさざるを得ない。ドイツは労働者1人を保護するため、多くの失業者を犠牲にした」と皮肉った。
 このような副作用のため、最近ドイツでは、個別企業労組が産別労組から脱退する動きが現れている。ドイツ政府も、解雇制限緩和、失業手当支給縮小など従来の労働権を大きく弱める法案を制定しようとしている。

 ライヒラー博士は「ドイツは改革するにはもう手遅れになった。失敗の危険のある制度は最初から導入しない方がいい」と忠告した。
 ドイツ式労働政策をお手本にしている韓国政府が必ず噛み締めるべき言葉だ。

趙亨来(チョ・ヒョンレ)産業部記者


http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/05/26/20030526000036.html


 次へ  前へ

国家破産26掲示板へ

フォローアップ:
  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。