現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産26 > 619.html ★阿修羅♪ |
|
5月24日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のイッシング理事は24日、独n−tv放送とのインタビューで、ユーロ相場の現水準は2年前よりも「かなり正常値に近づいている」との認識を表明した。
同理事の発言は、過去1年間のユーロの対ドル相場上昇(28%)による景気への影響をECBが心配していないことを示唆している。同理事はユーロ圏景気への「楽観論に根拠がある」と述べ、「ことし下期の緩やかな回復」を予想。ユーロ圏にデフレの兆候は見られないが、「デフレへの憶測が非常に心配だ」と述べ、デフレの証拠が出てくれば利下げに動く考えを示した。
インフレ目標については、2%付近で維持するのがECBの狙いであって、「インフレ率を下げ続ける」ことは目的ではないと指摘。マネーサプライ(通貨供給量)の伸び率がECBの参考値(4.5%)を過去数カ月上回っていることについては、現状ではインフレの危険はないとの見方を示した。
フランクフルト Christian Baumgaertel 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo
Last Updated: May 25, 2003 20:28 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=ad.k3WKXd_i4&refer=top_kaigai