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<ヨーロッパ発>Tanaka CRM社長の田中雅さん(Tadashi Tanaka/President,Tanaka Currency Risk Management.v.o.f.)は、為替相場の見通しについて次のようにコメントするーー。
<Monthly:ドル長期弱気中> ドル円5月の長期買いストップは121.26円。売りストップは116.78円。先週は売りストップをさらに割り込み115.10円を付けた。しかし117円の直前まで戻して引けた。じり安弱気ではあるが、横ばい傾向もまだ失ってはいない。過去3年間115円台を3回試したが一度も割り込んではいない。この割り込みが一番怖く、その先は自然暴落となるのが定石である。
<Weekly:ドル中期弱気中> 116円のすぐ下、115円台に2001年以来の重要な安値分岐点がある。またべつの原理で重要分岐点を形成しやすい標準偏差バンドも、その中期下限値が116円を走っている。過去2週間にわたりこのレベルを志向したのち、先週は2週レンジの最高値近辺まで戻して引けた。ここまでは、巧みな覆面介入(?)が功を奏して安定相場であったといえる。しかしながら、ドルは過去4週間他の主要通貨に対して近来稀に見る暴落を続けており、この流れに逆らったことのツケはいざ支払うことになるとすれば、相当の高価なものとなるであろう。いまのところ支払わなくて済みそうなシナリオで進行中であるが、長期、中期ドル弱気は歴然としており、油断は禁物といえる。