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米 USTR、日本での規制緩和の進展を称賛
[ワシントン 23日 ロイター] 米通商代表部(USTR)は23日、日本の経済の規
制緩和に向けた取り組みについて、景気回復の一助になるとして、これを称賛した。
ゼーリックUSTR代表は、特に日本で100以上の経済特区を設けようとする動きを歓
迎。米テキサス州クロフォードで行われた日米首脳会談後に発表された声明で、「日本が長期
的な成長を取り戻すためには、大々的な構造・規制改革が重要である」との見解を表明した。
USTRは、今回の日米首脳会談のために、2年前に日米がスタートさせた規制改革イニシ
アチブに基づく第2次合同報告を用意。
同報告は、小泉政権がすでに実施、あるいは実施を予定している経済改革を詳細にわたって
記載。USTR当局者によると、このなかには、固定通信市場にある競争原理を携帯電話市場
にも導入し、市場参加者に価格決定の裁量権を持たせたことや、映画作品の著作権保護期間を
50年から70年に延長する法案の提出、電力小売り分野の自由化を拡大する法案提出による
エネルギー市場改革の推進、医薬品承認手続きの期間短縮や効率化、などが挙げられている、
という。
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200305240006.html