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(回答先: Re: 米大統領が銀行含む改革努力を支持、小泉首相は金融危機回避に決意bloomberg 投稿者 M 日時 2003 年 5 月 24 日 14:36:12)
上からの続き
ブッシュ大統領が「小泉改革」=りそな銀行破壊を強要!、いや支持
> 国内では、りそな銀行への公的資金再注入決定や景気減速などで、小泉首相 に対して「経済失政」との批判が野党だけでなく、自民党内にも強まっているが、 ブッシュ大統領が「小泉改革」にあらためて支持を表明したことは、国内政局にも 影響を与える可能性がある。
りそな銀への公的資金も説明
会談後の日本政府高官の記者説明によると、首相は、りそな銀への対応につ いて、金融危機に陥る前に公的資金を注入することを決めたと説明。大統領からは 同銀の経営陣の扱いについて質問があったという。首相はりそな問題が週明けの株 式市場に大きな影響を与えなかったことも説明。さらに株価について、日経平均株 価は20年前の水準まで下がっているが、プロの中のプロは全員株価は底であり、 今が買い時と考えている、経済は言われているほど悪くない、などと語った。
首相は日本の成長率について、就任時にはゼロ成長を覚悟すべきだと発言した ものの、2002年度には実質1.6%の成長を実現したと説明。ただ、デフレの影響 で名目では0.6%のマイナスとなったことにも触れ、日銀とも協力してデフレ克服 に全力を挙げ、ゼロパーセント以上の消費者物価の上昇を確保したいと表明した。
ブッシュ大統領は、日米は世界の成長のエンジンであるべきだと述べ、米国も 自らの経済成長を促進する考えを示した。今後の見通しにも楽観的で、今年第4四 半期には健全になるだろうと説明した。
また大統領は、首相の決断力や取り組みを称え、構造改革特区や銀行改革、 産業再生機構などの政策を評価。過去のしがらみを変えるために努力することは大 切だと指摘し、不良債権問題やりそな銀への資本注入問題でもリーダーとして行動 していることに敬意を表したいと重ねて語り、われわれは応援している、とエール を送った。
クロフォード(テキサス州) 伊藤 辰雄 Tatsuo Ito
Last Updated: May 23, 2003 18:41 EDT