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[アムステルダム 23日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのベリン
ク・オランダ中銀総裁は、ユーロ圏成長率が失望させられる水準にあることから、限られては
いるが、ECBには利下げ余地がある、との見方を慎重ながら示した。
ロイター通信とのインタビューでのべたもの。インタビューは19日に行われたが、解禁は
23日に設定されていた。
同総裁は、1999年1月の取引開始水準である1ユーロ=1.18ドルを超えて上昇した
ユーロについて、依然としてヒストリカルな取引レンジの中にあり、パニック要因とはなって
いない、と語った。
同総裁は、ユーロ圏経済は回復するものの、ECBによる2003年の成長率予想である
1%は下回る見込みだという。また、ユーロ高はインフレを抑制する、と述べた。
ただ、同総裁はユーロ圏の利下げ余地は小さい、としている。「何かできる可能性は排除し
ない。(しかし)金融政策を引き続き緩和させる可能性は、どちらかといえば限られている。
現在、多かれ少なかれ実質金利がゼロとなっていることを忘れてはならない」と指摘した。
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200305230057.html