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【パリ=河島光平】主要8か国(G8)外相会議は23日午後(日本時間23日夜)、北朝鮮に核兵器開発計画の早急な撤廃や拉致事件の解決を求めることや、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)対策の強化やイラクの戦後復興と安定にG8が取り組む方針を確認する議長総括を発表し、閉幕した。
議長総括は、6月1―3日の主要国首脳会議(エビアン・サミット)の議題となる見通しだ。
議長総括は、北朝鮮の核問題について、「依然として国際的な平和と安定に対する脅威だ」と明記。さらに「核問題の平和的解決と、拉致問題のように未解決の人道的問題の解決に向けた当事国の努力を支持する」として、拉致問題にも言及した。SARSについては、「アジアに広がった疫病の問題は、地域的枠組みを超えている。先進諸国を中心に国際社会全体が立ち向かうべきだ」とG8の取り組みの重要性を強調した。
イラク問題については、「国連安保理が合意した対イラク経済制裁解除決議を歓迎する」と明記した。
(2003/5/23/23:47 読売新聞 無断転載禁止)