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[ワシントン 22日 ロイター] 近く退任する米ニューヨーク連銀のマクドナー総裁は、大学での講演で、貧富の差が社会基盤を揺るがす可能性について警告し、米国の所得格差は“持続不可能”と述べた。
同総裁は、「成果に報いるのは良いことだが、所得配分の不均衡が大きくなれば、経済や社会の構造を揺るがす可能性がある」と指摘した。
同総裁は、よりよい社会の実現に向け努めるよう卒業生らに諭すなかで、世界の富裕国と貧困国との間に広がる格差に言及した。同総裁は、「米国では所得配分の不均衡が極めて大きいわけではないが、格差が大きいのは確かであり、民主主義社会では持続不可能だろう」と述べた。
同総裁は、生活水準を向上させるには自由市場が最良の手段だが、経済モデルとしては自由市場は“完全とはいえない”との見方を示した。(ロイター)