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日銀が23日発表した4月の企業向けサービス価格指数(CSPI、1995年=100)は94.3となり、前年同月比0.7%下落した。前年割れは61カ月連続。前月比は0.5%下落し、3カ月ぶりのマイナスとなった。
下落した主な業種は情報サービス、不動産など。情報サービスではソフトウエア開発が前年同月比3.6%低下した。3月は横ばいだった。取引先の値下げ要請や人件費の抑制による価格引き下げなどが加速しているようだ。
不動産は1.8%低下とマイナス幅が0.5ポイント拡大した。事務所などの需給がゆるみ、賃貸料が下がっている。首都圏などでの活発なビル開発などが背景にあると見られる。広告は3月の1.8%上昇から横ばいになった。新製品の投入前などでテレビコマーシャルなどの出稿を抑制する動きなどが影響したようだ。 (10:19)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030523AT3K2300S23052003.html