現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産26 > 477.html ★阿修羅♪ |
|
日本のブロードバンド(高速大容量通信)市場が、今後5年間で現在の5倍の約10兆円に拡大するなどの予測を盛り込んだ、総務省の2003年版情報通信白書の原案が22日、明らかになった。日本は情報技術(IT)分野で「追い付く段階から先導役に移行する段階にある」と、分析している。
白書は、日本は世界一安くて速いブロードバンドが利用できるようになったほか、情報家電や光通信など次世代の情報通信のインフラに不可欠な技術力が欧米より優位にあると指摘。いつでもどこでも情報ネットワークに接続可能な「ユビキタス」社会を、世界に先駆けて実現すべきだと提言した。
ブロードバンド市場は、2002年の2兆円から07年には10.2兆円に拡大し、利用者数も現在の3倍の約6000万人に増えると予測している。
一方で、日本は米国に比べ企業の情報化投資の伸びが低く、売上高の拡大や製品.サービスの高付加価値化に十分活用されておらず、改善の余地があると指摘。ブロードバンドの利用環境で、都市と地方の格差是正も課題としている。
情報通信白書は、7月上旬にも閣議報告される。
一、日本は情報技術(IT)分野で世界の先導役に移行する段階にある
一、情報家電、モバイル端末、光通信などは欧米より優位
一、米国と比べ企業のIT化が遅れている
一、ブロードバンド利用者数は今後5年で3倍の約6000万人、ブロードバンド市場は5.1倍の10.2兆円に拡大すると予測
一、過去6年の経済成長率1.21%に対し、情報通信産業の寄与度は1.73%と大きい
一、ブロードバンドサービスの地理的格差是正が必要