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中国人民銀行(中央銀行)は銀行などに向け、重症急性呼吸器症候群(SARS)の影響を考慮し、貸付業務を滞りなく行うための意見を発表した。意見は、不動産業界の一部で過熱現象が見られることを指摘。「金融システムは、高級不動産開発プロジェクトと『五小』企業(小規模なガラス工場・セメント工場・石油精製所・火力発電所・製鋼所)への貸付けを適切に制御すべき」としている。
意見は(1)非経済適用房(非公営住宅)の貸付利率の向上、分譲住宅の予約販売の条件見直しなどさまざまな措置を取り、高級不動産開発プロジェクトを厳しく制御する(2)分譲住宅の空室率や負債比率が高い不動産開発企業に対する貸付審査を厳しくする(3)貸付額が大きすぎる不動産開発企業について、資金の流れを重点的に監視・抑制する――などの具体的方法を示している。同時に、技術不足、環境汚染、エネルギー消費過多など問題がある企業に対する貸付を制限し、「五小」企業が再び操業を開始することを防止すべきとしている。
「人民網日本語版」2003年5月22日
http://j.people.ne.jp/2003/05/22/jp20030522_29075.html