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日銀は21日午後発表した5月の金融経済月報で、景気全般の認識を「全体として横ばいの動きを続けているが、先行き不透明感が強まっている」とし、判断を6カ月ぶりに下方修正した。イラク戦争の米国経済の動向や急性重症呼吸器症候群(SARS=サーズ)の影響、りそな銀行への公的資金注入に象徴される国内の金融、株式市場の状況を踏まえ、全体として景気減速リスクが高まっていると結論づけた。
個別項目の見方では、設備投資が4月の「持ち直しつつある」から、「先行指標に弱い部分もみられるが、足もと緩やかに持ち直してきている」と表現を変えた。個人消費、公共投資は前月と同じだった。
先行きについては欧米経済の回復が当面、減速するとの見方に加え、堅調だった東アジアでも重症急性呼吸器症候群(SARS=サーズ)の影響などから成長率が鈍化する懸念が強まっていると指摘。この結果、輸出は「横ばい圏内の動き」と、4月の「増加は引き続きごく緩やかなもの」からやや弱い表現に変更した。 (15:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/index20030521AT3K2102X21052003.html