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【ニューヨーク=藤田和明】米著名投資家ジョージ・ソロス氏は20日、米テレビに出演し、ドル売りを進めていることを明らかにした。スノー米財務長官が「ドル安容認」とも受け取れる発言をしたのを受け、矛先をドルに向けたようだ。
同氏が運用するヘッジファンドは市場の「ゆがみ」を見つけて売買益を狙う。ソロス氏は1992年に英ポンド売りで巨額の利益を上げ、「イングランド銀行をうち負かした男」と呼ばれる。
ソロス氏は強いドル政策と食い違うスノー長官の発言の無責任ぶりを非難。ドル売りと同時にユーロ、豪ドル、カナダドルなどを買ったという。同氏が公の場で自らの持ち高状況を表明するのは異例。市場では同氏の思惑について様々な憶測が飛び交っている。
またブッシュ政権の対イラク政策も厳しく批判。「イラク戦争は石油を巡る戦争だった」とし、チェイニー副大統領が最高経営責任者を務めていた油田開発大手ハリバートンなど一部の米企業に利権をもたらすだけだと明言した。 (12:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030521AT2M2100O21052003.html