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S&P:富士通格下げの可能性、ぜい弱な財務体質懸念−分析リポート (ブルームバーグ)
2003年5月19日(月)15時5分
東京 5月19日(ブルームバーグ):格付け会社のスタンダード&プアーズ(S&P)は19日、富士通の格付けを今後引き下げる可能性があるとの格付け分析リポートを発表した。
S&Pによると、富士通の2003年3月期連結決算はリストラによる約1700億円の固定費削減により営業損益が 1004億円の黒字(02年3月期は744億円の赤字)に回復したものの、有利子負債が増加するなど財務体質がぜい弱なため、今後も有利子負債の削減が進まず、財務体質の改善が見られない場合、現在の長期格付け「BBB−p i」を引き下げる可能性がある。
富士通は今期(2004年3月期)にファナックやアドバンテストなど優良子会社の株式売却を含めた資産売却を進める方針を明らかにしているが、S&Pは「現時点で富士通側はどのような資産をいつ売却するか公表していないため、(これらの株式売却の)可能性については織り込んでいない」(長尾房子アナリスト)としている。
富士通の株価終値は前週末比16円(4.4%)安の347円。
http://news.lycos.co.jp/business/story.html?q=19bloombergto795651&cat=10