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2003年5月18日(日)4時32分
(市場関係者のコメントを第2段落に追加し、記事を差し替えます)
ドービル(フランス) 5月17日(ブルームバーグ):スノー米財務長官は17日夕(日本時間18日未明)、フランス・ドービルで閉幕した主要国首脳会議(サミット)財務相会合後、記者団に対し、ここ1年ほどでユーロに対して21%値下がりしたドル相場の下落について「そこそこ適度」との認識を示し、下落が続いているドル相場に違和感をもっていないことを示唆した。
フォーティス・フィナンシャル・マーケッツの外為担当バイス・プレジデント、マーク・トーム氏は、この発言について「ドルがまたもう少し売られることになるだろう」と述べた。
スノー長官は、サミット財務相会合での為替の議論について「経済状況の背景に関して活発な議論があった。その一つが、(為替市場で)起きたそこそこ適度な通貨の再調整だ」と語った。
また長官は、「強いドル政策」を守ってきたロバート・ルービン氏やポール・オニール氏ら前任者から距離を置く姿勢も示し、「(ルービン氏が「強いドル政策」を)どう定義していたかは知らない」、「(強いドル政策について)ポールと話をしたことは一度もない」などと語った。
一方、スノー長官にとって「強い」ドルは何を意味するかを問われ、「強くありたいというのは、一つには自国の通貨に自信をもってもらいたいということだし、またそれが人々にとって交易の媒体として良質であってほしいということだし、さらには通貨の価値がたっぷりとあり、持っていたいと思うようなことだ」と指摘した。
ドービル Simon Kennedy 下土井京子 Kyoko Shimodoi, Tim Kelly東京 谷合謙三 Kenzo
Taniai
http://news.lycos.co.jp/business/story.html?q=18bloombergto6104037&cat=10