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(回答先: 中国:新型肺炎の影響で「500万人失業も」 中国紙 毎日新聞 投稿者 小耳 日時 2003 年 5 月 18 日 09:49:16)
中国最大の輸出商談会 参加者に新型肺炎
【上海17日渡部圭】中国広東省の広州市で四月中旬に開かれた中国最大の輸出商談会「広州交易会」の参加者が、新型肺炎(SARS)に感染したことが分かった。企業関係者には感染拡大を恐れて出展を渋る声もあったが、商務省は「国家の利益とイメージのため」と開催を強行。中国政府の判断ミスで新型肺炎が拡大した実態がまた明らかになった。
共産党機関紙・人民日報(電子版)などによると、浙江省杭州市の女性会社員(26)は交易会から戻った四月二十二日に発熱した。何度も病院に行ったが投薬や点滴だけで入院措置はとられず、五月七日にようやく新型肺炎と診断された。この間女性と接触した人は増え続け、現在、知人や近所の人、医療関係者ら約五百人も隔離されている。
華僑向け通信社、中国新聞社によると、浙江省寧波市の男性は交易会開催中の四月二十日に発熱を訴えたが、広州の病院ではへんとう炎と診断。仕事を切り上げ航空機で戻った後、感染疑いとされ入院中。機内での感染拡大が心配されている。
広州交易会は四月十五日に開会。北京での「患者隠し」の発覚後も予定通り三十日まで開かれ、日本からも約三百三十人が参加。日本人記者も会場などを取材した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20030518/mng_____kok_____004.shtml