現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産26 > 303.html ★阿修羅♪ |
|
地方財政の「3位一体」改革を巡り、片山総務相と、政府の地方分権改革推進会議の対立が決定的となった。国から地方への税源移譲を先送りする会議の試案に激怒した片山氏が西室泰三議長らの辞任を要求。委員間の意見の食い違いも深刻化しており、“泥仕合”の様相を呈している。
片山氏は17日、講演のため訪れた福島県郡山市内で記者会見し、「審議のやり方が非民主的なのが1番いかん。あんな試案なんか通りっこない」と、改めて会議の運営や試案への不満を早口でまくし立てた。
会議は、内閣府に置かれた首相の諮問機関だが、扱うテーマの関係で、総務省にとっては「身内」(幹部)の意識が強い。
ところが、今月に入り、会議は総務省が求める税源移譲を将来の増税に合わせて行うとする水口弘一議長代理の試案を提示。片山氏は「私のところに来たらぼろくそに言ってやる」と即座に反撃ののろしを上げたものの、「よう来ない」(片山氏)ため、16日の記者会見で、議長と議長代理の更迭論をぶち上げていた。
片山氏が批判する西室、水口両氏は財務相の諮問機関「財政制度等審議会」のメンバーを兼ねていることも、税源移譲に消極的な財務省の働きかけがあるのではとの片山氏の疑念につながっている。
(2003/5/18/00:04 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030517ia22.htm