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(回答先: Re: 私はここからたくさん借りまくっているが今後どうなるのでしょう? 投稿者 M 日時 2003 年 5 月 17 日 20:02:21)
もちろんニュースはすぐに出てくるものではなく、取材が必要だ。朝日にそのあたりのことが出ている。
3月・・・
りそなは3月に優先出資証券を発行して1200億円の増資に踏み切った。当局にしてみれば、「増資のときに財務状況を把握しているはずの監査法人は反対意見をいわなかった。いまさら、自己資本の内容がおかしい、といえるわけがない」との思いがあった。
4月・・・
りそなの自己資本問題がクローズアップされたのは4月下旬。収益力を過大に見積もり、繰り延べ税金資産を膨らまし、最終的に自己資本をかさ上げしているのではないか、との疑問が金融市場で広がった。
そうした事態に金融当局は「大丈夫だ」(幹部)と自信をみせていた。監査法人が繰り延べ税金資産に関してどんなに厳しい意見を出しても、持ち株会社のりそなホールディングスの自己資本比率は5%台、傘下のりそな銀行は国内基準ぎりぎりの4%台で落ち着く、との報告が届いていたからだ。
5月・・・
事態は15日、急変した。繰り延べ税金資産の見積もりを巡って監査法人の予想以上に厳しい姿勢が金融当局に伝わったためだ。
急変を裏付けるように、りそな銀行の勝田泰久頭取(りそなHD社長)は全国銀行協会の正副会長会議を急きょ欠席。金融庁や日銀幹部は、極秘に会議を繰り返した。
16日夜、金融庁幹部は一時、そろって官庁から姿を消した。ほどなく戻ってきた大手銀行担当者は「何も話せない」と顔をこわばらせた。「りそなに公的資金注入」との観測が流れたのはその直後だった。
http://www.asahi.com/special/resona/TKY200305170006.html
経済の日経がこういった前々からでていた兆候、うわさ、を知らなかったはずはないのだが・・・
読売によれば、注入額は2兆円規模となる見込みで、りそなの自己資本比率は国内業務を行う銀行の健全性の基準である4%を大きく割り込み、2%程度まで低下していた、としている。注入規模も自己資本比率もついさっきまでと違う数字だ。時間とともに悪化した記事が流れている。