現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産26 > 282.html ★阿修羅♪ |
|
2003年5月17日(土)10時16分
東京 5月17日(ブルームバーグ):民間信用調査機関の帝国データバンクがこのほど発表したリポートによると、2002年度の企業倒産は件数ベースで減少傾向となったものの、「再建型」ではなく「精算型」の破産が増大した。デフレ不況が続くなかで、企業を取り巻く経営環境の厳しさが浮き彫りになった。
2002年度の倒産件数は、前年度比5.6%減の1万8928件で、負債総額は同17.5%減の13兆3099億円。そのうち帝国データが抽出して調査・分析した5297件(負債総額2兆8298億円)では、「破産」の占める割合が28.0%と過去10年間の最高となった。これは、過去9年間で最高だった前年度の22.4%を上回っている。
破産企業を業種別にみると、建設業が1317件(構成比24.9%)と最も多く、4社に1社の割合だった。次いで、卸売業952件(同18.0%)、小売業887件(同16.7%)、製造業877件(同16.3%)などとなっている。
破産企業以外の構成割合は、任意整理によるものが65.4%、民事再生法によるものが4.8%、特別精算によるものが1.7%など。
東京 浅井秀樹 Hideki Asai
http://news.lycos.co.jp/business/story.html?q=17bloombergto8332449&cat=10