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ブリュッセル 5月16日(ブルームバーグ):欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が16日発表した4月のユーロ圏12カ国の消費者物価指数(HICP)確報値は前年同月比で2.1%の上昇と、前月(2.4%上昇)から鈍化した。欧州中央銀行(ECB)の目標(2%未満かつ付近)の上限に近づいている。
同確報値は、先月30日発表の速報値や、ブルームバーグ・ニュースが実施した調査の予想中央値と同水準だった。また前月比では同0.1%上昇し、前月(同0.6%上昇)と予想中央値(0.2%上昇)をともに下回った。
UBSウォーバーグ(ロンドン)のエコノミスト、ティーサー氏は、「インフレ率は第2四半期中に2%を下回る可能性がある。しばらくその水準付近にとどまった後、2%を大きく下回る水準に低下するだろう。それがECBの金利変更を促すことになる」と語った。
エネルギーを除くHICPは前年同月比で2.1%の上昇と、前月(1.9%上昇)から加速。エネルギー、食品、アルコールやたばこを除くコア部分も同 2.0%上昇と前月(1.8%上昇)から伸び率が強まった。
4月のEU加盟15カ国のHICPも前年同月比で1.9%の上昇と、3月(2.3%上昇)から鈍化した。前月比は横ばいと、前月(0.6%上昇)を下回った。
ブリュッセル Emma Vandore ロンドン 吉崎美帆 Miho Yoshizaki
Last Updated: May 16, 2003 06:36 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=aEQKuAmgjPd8&refer=top_kaigai