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[ワシントン 15日 ロイター] スノー米財務長官は、主要国首脳会議(エビアン・サミット)財務相会合で、日欧に景気回復に向けた対策の実施を求める考えを示した。
同長官は、声明で、「経済成長が、引き続き、われわれの優先課題でなければならない。米国のG7(主要7カ国)のパートナーは、成長促進と雇用創出のため、直ちにそれぞれの状況に見合った対策をとり、世界経済の繁栄に貢献すべきだ。一部の国では、潜在能力を引き出すために、構造改革が特に必要だ」と述べた。
同長官はまた、今後も、イラクの対外債務について協議を続けていく方針を表明。国際金融機関が、戦後のイラク復興に「全面的に参加」することを期待している、との認識を示した。
同長官は、「イラクの債務返済開始は、当面の間、誰も期待すべきではない」と述べた。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=businessnews&StoryID=2753203