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【ニューヨーク=北山文裕】ニューヨーク債券市場で14日、長期金利の代表的な指標となる10年物国債の流通利回りが低下(債券価格は上昇)し、前日比0・08%低い年3・52%を記録して、1958年7月以来、約45年ぶりの低水準となったのは、米経済に対するデフレ懸念が強まり、米連邦準備制度理事会(FRB)の低金利政策が長期化するとの見方が強まったためだ。今週発表される鉱工業生産指数や消費者物価指数などがデフレ懸念を強める結果となれば、金利は一段と低下する可能性もある。
米長期金利は、FRBが6日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表した声明で、物価に対する警戒感を強めたことで下げ足を速めた。10年物国債の金利は、5日終値(年3・88%)から7営業日で0・4%近く下落(債券価格は上昇)した。債券市場では「世界的な物価下落圧力は、米景気の回復速度を上回っている」(米金融機関)との見方も強まっている。
(2003/5/16/01:47 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030515ib21.htm