現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産26 > 157.html ★阿修羅♪ |
|
☆ [日経]財務省・日銀、5日連続介入の観測――歴史的節目116円を死守
: 2003/05/14水曜日15:34【NQN】外国為替市場で、財務省・日銀が円売りの覆面介入を継続的に実施しているとの観測が広がっている。きょう14日は11時前ごろに1ドル=116円台半ばの水準から介入したとの見方が多く、介入は「8日以降、5営業日連続」と推測する市場関係者が多い。最近では2月24日から3月4日までの7営業日連続に次ぐ長期介入だが、当時の1日当たりの介入規模は最大で約3700億円(2月25日)。今回はそれを上回る巨額介入の継続の可能性が高い。
介入を裏付けるのは日銀が日々公表する「当座預金増減要因と金融調 節」で、2営業日前の資金需給を示す。為替介入を反映する「財政等要 因」について、市場の予想額と日銀公表額の格差が大幅な資金余剰を示した場合に円売り介入した可能性が高い。公表済みの14日分までを見る と12日は7600億円、13日が7700億円、14日が8500億円と、予想に比べた資金余剰幅が大きい。これらは8日、9日、12日の介入額を反映しているとみられ「他の財政等要因のブレを考慮しても3営業日合計で介入分とみられる金額は1兆―1兆5000億円」(東短リサーチの加藤出チーフ エコノミスト)という。1日当たり平均で5000億円規模に上る。13日も介入したようだ。日銀はきょうの13時、15日開始で9000億円の 資金吸収オペを実施。資金供給オペの期日到来などを考慮して資金需給 がほぼ過不足なしの状況下での巨額吸収は介入規模の大きさを物語る。13日はスノー米財務長官の為替介入に否定的な発言で円高が加速した直 後に円が押し戻され、介入の思惑が広がった。
当局が「意図的に円安にするということはない」(溝口善兵衛財務官)としても、今は巨額介入を迫られる環境とも言える。当局が死守すべき水準として、三菱証券資金為替部の塩入稔部長代理は「歴史的な節目の116円ちょうど」と指摘する。1995年4月19日の円最高値(79円75銭)と1999年11月末ごろの101円近辺とを結ぶ上値抵抗線が足元で116円に当たる。加えて、2002年2月の135円近辺を頭の部分に見立てた「ヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトム(逆三尊型)」の右肩部分の節目が116円近辺。「円がこの水準を上回ると、数年であるかないかの円高局 面入りを示唆している」(塩入氏)という。(松村伸二)
◇[日経]財務官:為替の乱高下時には必要に応じて対応する
: 2003/05/14水曜日09:55
財務省の溝口善兵衛財務官は14日、当局が市場介入を実施する際の目的について「意図的に円安にするということはない。相場の行き過ぎを防ぐということ」と語った。そのうえで「為替が乱高下するときは必要に応じて対応するという考えは基本的に変わっていない」と述べ、市場の急変動には介入を含めた強い姿勢で臨む考えを改めて示した。登庁時に記者団の質問に答えた。
米国の貿易収支の悪化が続いていることについては「(ファンダメンタルズの)1つの要素だろうが、それだけで(相場水準が)決まるわけではない」と指摘。スノー米財務長官が「ドル安容認発言」をしたことに関しては「いつも連絡をとっているし、考え方は相違ない」との認識 を表明した。
ForexWatcher
2003/05/14(水) 11:21 JST http://www.forexwatcher.com/
ドル・円相場は先週木曜日に116.00をつけて反発したものの早くも117円台半ばが重くなってきた。今週に入って116.40前後が強いサポートになっているが、ドルの回復力が余りに弱いため、下値を固めたという印象には程遠い相場展開だ。
今週後半はざっと116.40/117.50レンジで神経質な値動きになりそうだが、マーケットから受ける印象としては下値不安がやはり、大きい。ドルが転落への道をたどる、決定的な動きにはつながっていないものの、中長期のドル・ブル派にとっては心臓が縮みそうな日が続きそうである。仮にも116円が破られれば、ドル・ブル派は大きな決断を迫られよう。
一方、ドルが117.77を上回ればひとまず続落を防ぐことができようが、この場合でも短期的には相場の大幅反発は余り期待できないだろう。21,89日移動平均線がすでに119円近辺まで来ていること、120円が相当に強いレジスタンスになると予想されることなどがその理由である。また、ドルが他の主要通貨に対して全面的に強含む修正局面の中でドル・円相場の上昇を伴えば、円に比べてもっと強くなっていたユーロやスイスフランなどの修正幅が一段と大きくなるであろうから、これと同時進行しながらクロス取引(*注)で円を買う動きがドル・円相場の重石となりそうだ。
クロス取引(*注)
*ユーロ対円 豪ドル対円 カナダドル対円 取引のように ドルを対価としない取引
以下Ddog
北朝鮮問題を控えていることを、最近の円ドル為替相場は忘れている。夏の東京電力の電力不足問題、20年国債に引き続き30年国債でも1%を割り込んだ異常な国債バブル、いつ国債価格が下落するかも分からないなど、円が売られる材料は多い。
1200兆円の個人資産は、国地方の借金、公益法人、銀行生保の不良債権、農協関連の不良債権(以前表面化していない)で吹っ飛んでしまいます。