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レキシントン(米バージニア州) 5月13日(ブルームバーグ):米ダラス連銀のマクティア総裁は13日、当地で講演し、米国がデフレに陥る可能性は「低い」との考えを示した。
同総裁は「インフレ率がここまで下がったことから、米連邦公開市場委員会(FOMC)は、これ以上の大幅な低下は好ましくないと考える」として「物価安定ということでは、インフレもデフレも望ましくない」と説明した。そのうえで同総裁は、「デフレの可能性は引き続き低い」と強調。デフレが脅威となった場合、中銀が年限の長い国債を購入するで成長を促進することは「有効かもしれない」と述べたものの、「金融当局が政策転換の瀬戸際にあるなどとは思わないでほしい」とくぎを刺した。
また、景気刺激策として、追加の金融政策よりも「成長志向の減税」が望ましいとの考えを示し、財政への影響は歳出抑制で対応できると指摘した。
米成長率については「歴史的に見てそれほど低い水準ではない」として、生産性の向上が雇用情勢の悪化を招いていることが実際以上に経済の状態を悪く見せているとの考えを示した。そのうえで、「わたしが好ましいと考える成長率は4%」として、「インフレ高進も招かず、ディスインフレがデフレに変質するのを防ぐ水準だ」と説明した。さらに、財政出動や追加利下げの有無にかかわらず「経済成長は(年末に向けて)加速すると確信している」と述べた。
ワシントン Craig Torres 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
Last Updated: May 13, 2003 21:16 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=ayNj7K9Xk8kM&refer=top_kaigai