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[日経]円、1ドル=116円台後半に下げ渋る スノー米財務長官の発言受け
【NQN】13日午後の東京外国為替市場で、円相場が1ドル=116円
台後半に急速に下げ渋っている。13時過ぎにスノー米財務長官が「為替介入
は望ましくない」「日欧が自国経済の低迷をドル安のせいにするのは間
違っている」などと述べたと伝わり、ほぼすべての通貨に対してドル売
り圧力が強まった。13時10分時点では12日17時時点に比べ32銭円安・ド
ル高の1ドル=116円68―72銭近辺で推移している。ユーロも対ドル
で値を戻しており、正午過ぎの1ユーロ=1.15ドル台前半から同半ばまで
下げ幅を縮めた。
[日経]スノー長官、日本の為替介入を批判? 「介入は経済の支えにならず」
【NQN】「為替介入は国内経済の繁栄にとって好ましくない」「日欧
が自国の経済成長をドル安のせいにするのは不適切」――。米国のスノ
―財務長官がロイター通信とのインタビューでこう示唆したと伝わり、
13日の東京外国為替市場で円に対するドルの下値不安が広がる場面があ
った。「財務省・日銀は前週8日に円売り介入を再開した」との見方が
広がる中、スノー長官の発言が日本の市場介入を暗に批判したと受け取
られたためだ。
インタビューは前週末9日に行われ、米財務省が公表を許可したのが
現地時間の13日午前0時(日本時間13時)だった。11日に「(一段のド
ル安は)輸出拡大につながる」と述べてドル急落につながった米ABC
テレビとのインタビューよりも前になる。11日の発言についてはフライ
シャー米大統領報道官が「ブッシュ政権は引き続き『強いドル』政策を
支持しており、スノー長官も米政府の立場を理解している」と強調した
ばかりで、日本の溝口善兵衛財務官も「(インタビューの)発言は過去
の話」と冷静だった。
とはいえ、米通貨当局は従来、「為替介入しない」ことを政策の柱に
してきた。「ドル高」の旗印を降ろすことはないにせよ、ドルの押し上
げを狙った市場介入にはもともと否定的だ。インタビューの中でスノー
長官は「他国について批判的になりたくはないが、われわれの政策では
、通貨の価値が開かれた為替市場で決まることを望む」と主張。為替相
場への介入は最小限にとどまるべきで、長期的にはほとんど日本経済の
支えにならないとの見方を示している。
円はスノー発言後に1ドル=116円台半ばまで急速に下げ渋った後、15
時過ぎには再び117円台まで押し戻された。値動きが大きかったことか
ら、市場では「日本の通貨当局が、介入時点で結果を明らかにしない『
覆面』円売り介入を執ように続けている」との見方が広がった。しかし
、このまま日本が介入姿勢を続けた場合、米国に対しどのように釈明で
きるのか。今週末の16、17日、フランスのドービルで開く主要国首脳会
議(エビアン・サミット)の財務相会合を控え、日本の通貨政策は改め
て正念場を迎えている。(今 晶)