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[日経]株、チャート的には5月は底値確認に・極東証券の文能氏
【NQN】文能裕士・極東証券テクニカルアナリスト 日経平均株価の
チャートには、下げ止まりの兆候がいくつかみえる。日経平均の月足は
2002年12月以降、今年4月まで5カ月連続で陰線となった。ただ、株式
相場は政府の株価対策への期待を背景に月初から上昇し、日経平均の5
月の月足は(5月30日終値が5月1日終値7863円を上回って)陽線に転
換する可能性が出てきた。5月の月足が陽転すれば、チャート上は4月
28日に付けた年初来安値(7607円)が底値だったと確認でき、上昇トレ
ンドに転換したとみることができる。5月は底値確認の月といえそうだ。
最近の株価の戻りは政府の対策期待で押し上げられた面が強いが、報
道されている内容を見ると物足りさを感じる。代行返上の条件緩和など
「売りを減らす」対策ばかりが強調され、肝心な「買いを増やす」対策
が乏しいためだ。
株式市場に新規資金を呼び込むには、個人の富裕層が投資しやすくす
る政策が有効だと思う。具体的には、株式投資をすれば相続税を優遇す
るような政策だ。チャート上、日経平均は1万2000円程度までは大きな
上値抵抗線がなく、政策次第では大幅上昇しやすい状況にある。政府は
もう一段の対策を打ち出し、株価を引き上げておくべき時期だと考える。
個別銘柄のチャートをみると、上昇基調に入りそうな銘柄は東エレク
、電通など。株価の上げ局面では時価総額の大きい銘柄に機関投資家の
買いが入りやすいため、NTTや新日鉄なども上昇が期待できる。