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財務省が8日発表した今年1―3月期の外国為替市場への介入実績によると、介入総額は2兆3867億円に達した。イラク情勢緊迫を背景にした為替相場の乱高下を抑えるため、介入の事実を市場に漏らさず円売り注文を出す「覆面介入」を繰り返した。景気回復に水を差しかねない急激な円高進行に歯止めをかける狙いもある。
1月中旬から3月上旬にかけて、17日間で計24回にわたり円売りの単独介入を実施。うち17回が円売り・ドル買い、七回が円売り・ユーロ買いだった。1日当たりの介入額が最も大きかったのは2月25日の3740億円。過去には1日で1兆円を超える介入をしたケースも多く、今回は比較的小規模。四半期ベースで過去7番目の介入額だった。
政府・日銀は当初、円相場が1ドル=117円台に上昇した1月中旬から円売り・ドル買い介入を実施。さらに2月下旬からはユーロ買いも含めて円売り介入を繰り返し、1ドル=117円近辺の水準で円相場の上昇を抑え込んだ。 (12:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030508AT1F0800108052003.html