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内閣府が8日発表した3月の景気動向指数の速報値は、景気の現状を示す一致指数が81.3%となった。景気判断の分かれ目である50%を3カ月連続で超えたが、構成指標の中には前月比でマイナスに落ち込んでいるものもある。このため内閣府は「景気の方向性はおおむね横ばいの範囲」と慎重な判断を示した。
景気一致指数は現時点で入手可能な経済指標を3カ月前と比較し、改善した指標の数が全体に占める割合で表す。3月は8つの指標のうち、所定外労働時間指数など6指標がプラスとなった。
ただ中身は「割り引いてみる要因が幾つかある」(内閣府)ようだ。例えば百貨店販売額や商業販売額指数は、比較対象となる3カ月前の水準が低かった反動でプラスになった。鉱工業生産財出荷指数と有効求人倍率も3カ月前比ではプラスだが、前月比ではマイナスだ。
景気の先行きを示す先行指数は20.0%と5カ月ぶりに50%を下回った。イラク戦争の影響で株価が下落。新規求人数も落ち込み、10指標のうち8つがマイナスになった。 (15:17)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/index20030508AT3K0802J08052003.html