現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産25 > 957.html ★阿修羅♪ |
|
三菱重工業は3年後をメドにサウジアラビアで砂漠緑化の実証プラント建設に着手する。紅海沿岸の砂漠に50平方キロメートル規模の緑地帯を造る総事業費は50億―100億円のプロジェクト。三菱重工は造水プラントや太陽熱発電所の建設を担当する。このほどサウジアラビア政府と具体的な交渉に入り、今秋にも正式契約する見通し。
同社は昨年から、文部科学省の「人・自然・地球共生プロジェクト」の一テーマとして砂漠緑化などに関する基礎研究に取り組んでいる。研究には防災科学技術研究所や京都大学、鳥取大学、上智大学も参加。3年後に実証プラントの建設を始め、5年後には50平方キロメートル規模の緑地帯を完成。長期的には緑地帯を1万平方キロメートル規模に拡大し、自然のメカニズムを利用して砂漠の緑化が進む仕組みづくりを目指す。海洋科学技術センターの超高速スーパーコンピューター「地球シミュレータ」で計算した結果、サウジアラビアの紅海沿岸は湿度の多い大気が流入しており、ある程度の緑化が進めば自然循環的に降水が得られることが分かったという。 (20:19)