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[パリ 2日 ロイター] 仏経済紙レゼコーによると、欧州連合(EU)はフランスに対し、遅くとも2004年までに財政赤字を安定協定で規定された範囲に収めるための対策を、10月3日までに打ち出すよう求める。
安定協定は、財政赤字の上限を対国内総生産(GDP)比3%と規定している。
レゼコー紙は、6月3日に開催される通貨統合参加国12カ国の財務相会合でソルベス欧州委員(経済、通貨問題、統計担当)が発言する予定の文書を引用。
文書は、フランスに対し、「現在の行き過ぎた財政赤字の状況をできるだけ早急に、そして遅くとも2004年までに解消する」ための新たな対策を打ち出すよう求めている。
フランス国立統計経済研究所(INSEE)によると、2002年のフランスの財政赤字は対GDP比3.1%で、安定協定で規定された上限の3%をわずかに上回っている。また、メール仏財務相は、2003年の3.5%をピークに、2004年には2.9%に低下すると表明している。
ただ、同紙によると、欧州委員会はメール仏財務相の発言を疑問視しており、フランスが10月3日までに新たな対策を打ち出さない場合、安定協定の規定に従い、30億─50億ユーロの罰金が科される可能性があるという。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=businessnews&StoryID=2672870