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【ワシントン=吉次弘志】米連邦大陪審は1日、破たんした総合エネルギー大手エンロンのファストウ元最高財務責任者(CFO)ら3人を証券詐欺などの疑いで追起訴すると同時に、同被告の妻ら元幹部8人を新たに起訴した。同社に関連した摘発では最も大がかりなもので、司法当局は「今後も捜査を継続する」と言明、最高経営幹部の摘発を視野に全力を挙げる。
ファストウ被告は、エンロン破たんの原因となった特別目的会社を使った簿外取引を主導したとみられており、昨年10月に78の罪状で起訴されている。
捜査を担当したトンプソン司法副長官が率いる「企業不正タスクフォース」によると、今回は利益のかさ上げによる粉飾決算、株価操作、不正収益着服などの罪状が加わっており、合計で109の違法行為を問われた。
エンロンで財務を担当したファストウ被告の妻、リー・ファストウ被告は夫や他の幹部と共謀し、不正簿外取引を手がけた疑い。その他の幹部も証券詐欺、インサイダー取引、マネーロンダリング(不正資金洗浄)などを問われた。 (10:44)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030502AT2M0200I02052003.html