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「観光大国の知恵を学びたい」――小泉首相は各国首脳と会談するたびに、こう語りかけている。
海外から日本を訪れる観光客は年間500万人に満たない。世界1のフランスの7600万人、2番目のスペイン5000万人超と比べると、10分の1以下だ。このため、首相は訪欧直前に「海外からの観光客を2010年までに倍増させる」との目標を打ち出した。海外から日本への富の流入を図ることで、経済の活性化につなげようという狙いだ。
29日会談したシラク仏大統領から「日本は世界の中で観光するのにふさわしい国と考える」と太鼓判を押され、首相は「観光立国」への決意を一層強くしたようだ。
もっとも親日家のシラク氏はともかく、スペインのアスナール首相らほかの首脳の反応は今ひとつ。今回のトップセールス、「首相が愚直に『日本』を売り込んでいることをみせて、官僚らにまじめに取り組むよう迫る」(首相周辺)という、むしろ内向きの側面の方が強そうだ。
(ベルリン・遠藤 弦)
(2003/4/30/23:50 読売新聞 無断転載禁止)
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経済が落ち目の日本の首相ならではの行動ですが、直接的には経済に反映されそうですが、失業対策もねらっているのでしょうね。