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みずほフィナンシャルグループは28日、03年3月期の連結業績予想を修正し、最終(当期)赤字が前回予想(2月)より4300億円増の2兆3800億円になると発表した。株式相場の低迷で、傘下銀行の保有株式の減損処理が膨らんだ。空前の赤字規模だが、約1兆円の増資により、自己資本比率は9%台前半を維持する。
保有株式の株価の回復可能性を厳しく見込んで減損処理した結果、株式関連損失が前回予想より3910億円も多い9060億円に達した。ただ、不良債権処理損失は既に大幅に上積みしており、金融庁による特別検査の影響もなかったため、微増の2兆950億円だった。
不良債権を帳簿から切り離す最終処理を加速したが、新規発生もあり、不良債権残高は依然、約4兆8000億円(02年9月期比約6200億円減)に上る見通し。ただ、貸し出しに占める割合は6%台で、大手行の中では比較的低い水準になる。 【吉原宏樹】
[毎日新聞4月28日] ( 2003-04-28-20:02 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20030429k0000m020071000c.html