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シンガポール 4月28日(ブルームバーグ):28日付のアジア・ウォールストリート・ジャーナル紙は、重症急性呼吸器症候群(SARS)感染を恐れて小売店への客足が遠のいているため、4−6月期の中国の家電製品販売は2−3割減少する可能性があると報じた。アナリストの話を基に伝えた。
同紙によると、携帯電話とデスクトップ型コンピューターの販売が最も大きな打撃を受けている。J.P.モルガン(香港)のテクノロジー・アナリスト、シャー氏の話では、北京市と上海市の携帯電話販売は先週、前週比で40%減少した。
昨年は、中国の携帯電話販売が世界全体の17%を占め、パソコン販売も世界全体の1割を占めた。中国の家電製品販売が2−3割落ち込めば、世界全体の販売は2−3%減少すると同紙は伝えている。
シンガポール Anindya Mukherjee 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo
Last Updated: April 27, 2003 20:48 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=apQ94fRKJkLQ&refer=top_kaigai